SNS for Biz
by Allied Architects

即実践!SNS活用によるイベント盛り上げ術

イベントマーケティングは顧客と直接接点が持つことが可能で、また、リアルな体験を提供できます。
そのため、深い商品理解とブランディング効果向上を目的に、新商品の発売イベントやファン感謝イベント、住宅展示場の開設、映画の試写会など、インターネットが普及し始める ずっと前から広く普及したマーケティング手法の一つでした。

さらに、ここ数年のSNSの急激な普及により、イベントマーケティングにもSNSが活用され その在り方は進化し続けています。イベントマーケティングへのSNS活用は、より多くの顧客への拡散やブランド好意度の引き上げなど様々な効果を狙うことができますが、具体的に どのようにSNSを活用したらよいか分からないというご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。

本コラムでは、イベントでのSNS活用の有効性、イベントの注目を集め集客アップや感動体験投稿の拡散につなげるノウハウについてSNS事例を交えながら ご紹介いたします。

SNS活用によって皆さまのイベントマーケティングの効果がより高まるよう、本コラムが参考になりましたら幸いです。

 

SNSとイベントの相性は抜群

企業のマーケティング施策は、インターネット広告や自社サイトなどオンラインによる取り組みが勢いを増す中、まだまだリアルイベントなどのオフラインの取り組みも多くの企業様で活用されています。
イベントマーケティングは「商品やサービスを実際に体験する」「ブランド(企業)そのものへのエンゲージメントが形成される」といった点で非常に有効であるからです。

イベントマーケティングでは消費者に対し、以下の「ツボ」を抑えたプロモーションを設計することが重要だと言われております。「オドロキ」「共感」「発見」 の3要素です。これにより企業発信の情報が、自分に有用な情報だと消費者に捉えてもらうことができます。この3要素は、企業がSNSでユーザーとコミュニケーションする際に必要な要素とも一致しており、イベントはSNSと抜群に相性が良いことが分かります。

イベントもSNSプロモーションも、自分事・仲間内のこととして消費者に認識してもらうことが重要です。そして消費者から、企業が発信する情報を「自分たちの言葉」として友人に語ってもらうことで、拡散され広めていくことができます。

イベントとSNSが持つ強みを掛け合わせたマーケティングによって、ROIを最大化できるのではないでしょうか。
 

イベント・キャンペーンにおけるSNS活用方法

イベント会場中の体験価値を高めることももちろん大切ですが、イベント前~後までの一貫したSNSプロモーションによる仕掛けが、イベント施策をより高い成果につなげる秘訣です。
SNSは特に生活者の可処分時間に占める割合が高く、体験や感動がシェアされやすいため、上手く連携させることで相乗効果が見込めます。
次に、SNSと相性のいい「イベント」を実施する上での各過程のSNS活用の方法を紹介いたします。

 


■イベント前に狙うべき効果と実施すべき施策


イベントを実施することになった場合、SNSマーケティングを通して、どのような効果を狙うべきなのでしょうか。
イベントを成功させるためには、多くの人を会場に動員させる必要があります。つまり、SNSでは、イベントの楽しさが伝わるような盛り上げや面白いイベントが開かれることを知っていただくための認知向上を狙っていく必要があります。

具体的な施策としては、SNS広告の利用やキャンペーンの開催、公式アカウントでのイベント予告投稿などが有効です。
 

■イベント中に狙うべき効果と実施すべき施策


イベントを開催するにあたっては、イベント前の盛り上げ集客の部分に注力しがちですが、イベント中にもSNS活用は有効です。
例えば、イベント中にSNSの投稿を現地から行いオンライン上で流すことで、盛況感を演出し、まだ来場していないお客様の来場訴求にも つながります。
具体的には、InstagramやTwitterのハッシュタグを活用し、当日の模様を主催企業の公式アカウントや来場者自らライブ投稿、実況中継し広く伝えていただくような方法があります。

 

■イベント後に狙うべき効果と実施すべき施策


イベントが終了した後は、来場者数やSNSを通じて生じた効果の可視化はもちろんなのですが、発生したSNSコンテンツを2次活用することも大変有益です。
例えば、イベント時に投稿されたコンテンツをHPに掲載し、今回のイベントの盛り上がりの報告と次回のイベントの盛り上げ、集客につなげるなどが可能となります。イベント来場者のコンテンツをHPで掲載することによって ご来場の感謝の気持ちをお伝えし、関係を深めることができます。

イベント開催時は事前の認知だけに注力するのではなく、イベント中、イベント後もセットで設計していただくとより いろいろな切り口でSNS活用ができ、消費者との関係性を深めます。
 

SNSキャンペーンを利用して、企画への参加を呼びかける


イベントの開催前にコンテンツを盛り上げることを目的とした大手家電メーカー様のキャンペーン事例をご紹介します。
すでに、イベント告知ページをWeb上で公開しており、その中にいくつかのコンテンツが掲載されている状態でした。内容としては、その特集コンテンツの中で一番興味があるものに投票してもらうというものです。投票すると、SNS上に自分のコメントと投票したコンテンツのリンクがタイムラインで流れ、友達やフォロワーの目に触れていくことになります(※弊社サービスモニプラを活用)。

広告ではなく、面白いコンテンツとして認識されSNSキャンペーンに参加するので、友人へのシェアという行動にもつながります。参加者本人の投票とそこからのキャンペーン拡散により情報が広く伝搬いたしました。

結果として、Facebookシェアが1,337件(シェア率:34.2%)・Twitterツイートが1,569件(ツイート率:40.2%)というデータを得ることができました。参加者の約3割が、SNSキャンペーンに参加するだけではなく、このイベントの情報をシェアするところまで行動を起こしてくれた事例となります。

美しくデザインされたコンテンツページをお持ちなのであれば、それを活用し、投票型で盛り上げのきっかけを作るのは、どの企業様にも汎用的にご活用いただける仕掛けではないでしょうか。

 

イベントの盛り上げ・話題作りにはインフルエンサーも有効

上記のような方法でキャンペーンに参加していただくことで、企画そのものを盛り上げる手段以外に、イベント集客そのものに、インフルエンサーを活用する手段があります。
インフルエンサーについては、コチラから→https://sns4biz.com/column/387

インフルエンサー本人のイベントを、事前の告知によって集客を行った事例を紹介します。

VAZ(http://vaz.co.jp/)所属インフルエンサー「きりたんぽ(You tuber)」によるオフ会の開催。
 VAZ(http://vaz.co.jp/)所属インフルエンサー「きりたんぽ(You tuber)」によるオフ会の開催。


Youtuber本人が公園でオフ会を開催することを投稿、事前に告知。当日は、「きりたんぽに会いたい」という目的で1000人以上の行列できました。単純に、インフルエンサーは、視聴者と本人のつながりが強く、通常の広告での発信に比べ人がリアルに動きやすいという特徴があるので、必ずしもすべての事業で活用できるわけではないですがインフルエンサーの活用は、ストレートにイベントに人を呼ぶことが可能になります。
特に、若年層向けイベントや商材には有効です。

 

【SNS事例 味の素様】

SNS活用で、イベント開催中の盛り上げを促進する

ここでは、味の素様が毎年開催しているイベント、「味の素スタジアム感謝デー」でのSNS活用事例を紹介いたします。

味の素スタジアム感謝デーとは、味スタファンの皆様や地域にお住いの皆様に、日ごろのご愛顧に感謝の意を込めて、入場無料で開催しているイベントです。
イベントの開催中に、Instagram、Twitterでイベントと関連のあるハッシュタグを活用した投稿を促します。加えて、特定のハッシュタグで投稿されたコンテンツを、味の素のHP上に自動的に表示させる仕組みを設計しました(※弊社サービスモニプラを活用)。
HP上にはイベント参加者の投稿がリアルタイムで反映され、これによりイベントの盛況感を伝えることができ、消費者と企業の関係深化にもつながる取り組みとなりました。

 

【SNS事例 アスクル様】

インフルエンサーをイベントに招待しSNSで拡散。オンラインではコメントキャンペーンを展開し、イベント来場者のみではなく、より多くの方の認知・理解を獲得

アスクル株式会社は、“暮らしに なじむ”をコンセプトに店頭ではなくECならではのデザインを追求する取組みを行っており、その発表の場として「暮らしに なじむLOHACO展」を開催。インフルエンサーとキャンペーンによるSNS活用で、イベント施策の効果を向上させました。
 
LOHACO展 サイト https://lohaco.jp/event/designtouch/

■イベント実施の背景・目的

LOHACOとは、“くらしを かるくする”をコンセプトに、飲料・食品、キッチン用品から医薬品、コスメなどの日用品をはじめ、暮らしを潤すこだわりの商品を、いつでもリーズナブルかつスピーディーにお届けする日用品ショッピングサイトです。

「暮らしになじむLOHACO展」では、LOHACO EC マーケティングラボ(※1)に参加する国内大手メーカー36 社が、”暮らしになじむ“をコンセプトにデザインした新商品 47 点を一堂に発表。パッケージを素敵にリデザインした 日用品や、使い勝手を考えて開発された新商品など、EC ならではの生活者起点を意識した”暮らしになじむ”デザイン商品を展示しました。 店頭で目立つような、商品の特徴的な機能を前面に押し出したパッケージデザインではなく、収納・保管・使いやすさといった生活者ニーズ重視のデザイン商品を、展示することで、LOHACOでの取り組みの認知拡大とデザイン商品への興味喚起を目的としていました。

(※1)LOHACO EC マーケティングラボとは、LOHACOを基点とするメーカーの垣根を越えたビックデータのオープン化することで、革新的なマーケティング活動を実践しているオープンプラットフォームです。
その一つの取り組みとして、”流通起点のPB(プライベートブランド)から、生活者起点のCB(コンシューマブランド)へ”をメインコンセプトに掲げ、“店頭を通らない生活者起点のデザイン”をメーカーとともに自由な発想で追求し、共創しています。

 

■イベント会場でのSNS拡散(実施タイミング:イベント開催前)

体験会へのインフルエンサー招待
展示イベントの開始直前に、メディア向け体験会を開催。Instagramのインフルエンサーを招待し、体験会レポートと、商品の撮影投稿を依頼しました。イベント情報をSNS上で知ってもらうとともに、イベント終了後もインフルエンサーの投稿を通じてLOHACOと「暮らしになじむ」商品の認知・理解を狙った取り組みです。


インフルエンサーによってInstagramに投稿された体験会・商品の様子。

体験会に参加したインフルエンサーは、「本人と展示ブースの様子を撮影したレポート」や、「商品サンプルを自宅で実際に使ってみたシーン」など、LOHACOと商品が伝わりやすい投稿をしてくれました。また、投稿は写真だけではなく動画も多く見受けられ、インフルエンサー個々人の表現でリッチなコンテンツとなりました。
 
<投稿に対するコメント内容の一部抜粋>
・それネットで調べてみる!
・そんな便利なんだ!
・ロハコ好きで、よく利用してます。オリジナル商品もオサレ
・気になります〜ブログの方もcheckしなくちゃ
 
投稿に対しては、LOHACOの利用を検討する声や、LOHACO利用者からの口コミが多くコメントされ、商品だけでなくLOHACOの利便性に対するポジティブな会話も展開されました。
コメント内容から、イベントや商品、サービスへの興味喚起が伺えることから、本施策において適切なインフルエンサーをアサインできていた、またよく商品を理解して投稿してもらえたと言えます。
 

 

■イベント会場以外でのSNS拡散(実施タイミング:イベント開催中)

商品・イベントへのコメント型拡散キャンペーン
「暮らしに なじむLOHACO展」の紹介Webサイトでは、イベント会場に直接ご来場するのが難しい方にもLOHACOと商品を知っていただくためにキャンペーンを用意し、SNSへの情報拡散を図りました。展示商品を紹介したページ上で、「あなたが気になった商品とその理由を教えてください」という質問に回答してもらう、コメント型のキャンペーンです。コメントいただいた方に任意でSNSにもシェアしていただくことで、イベント情報と、商品名・商品に対するポジティブなコメントの拡散効果が得られました(※弊社サービス「モニプラ」を活用)。

Facebook・Twitterでシェアされた投稿一部抜粋
 
結果として、今回のSNS施策では、商品メーカー企業からのSNS投稿も合わせてFacebook、Twitter、Instagramで合計約 300万リーチ(※2)、シェア数も約1000件と、SNS上で多くの露出がなされました。
(※2)投稿アカウントの延べフォロワー数
 
イベント告知にSNSを活用するだけではなく、インフルエンサーやキャンペーン施策を組み合わせ、イベント前~イベント中~イベント後までSNS上での露出が図られる設計を行ったことで、展示イベントの来場者だけではなく、より多くの方にLOHACOでの取り組みの認知拡大とデザイン商品への興味喚起を図る効果的な取り組みとなりました。

 

まとめ

本コラムで紹介させていただきましたように、イベントにおいては、開催前・開催中・開催後にかけて施策を しっかりと設計し、情報をどのように伝えるかという構造を検討することが重要です。
また、広告やキャンペーンなど、いくつかのSNS施策を組み合わせて設計していくことで相乗効果も狙うことができます。

企業目線ではなく消費者心理を想像しながら「オドロキ」「共感」「発見」の3要素を上手く施策の中に組み入れてください。

もしイベントマーケティングにSNSを活用されたい場合は、弊社まで、お気軽に ご相談ください。

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