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by Allied Architects

意外にも好相性!「スポーツ×SNS」の実情について…テニス編1

連日、厳しい寒さに関するニュースがTVやWEBを にぎわせていますが、皆さま、いかが お過ごしでしょうか?

 

寒い冬は、お部屋に引きこもりがちになる季節・・・。

こんなときだからこそ身体を動かさかねば!!!

 

3回にわたってお送りしてまいりました 『私たちの生活に身近な もの・こと × SNS』をテーマとした本コラムですが、引きごもりがちなウインターシーズン只中に お届けする今回は、今までと少し視点を変えさせていただき、スポーツについて取り上げてみたいと思います。

 

「 SNS と スポーツ ・・・ ?! 」

活用実態が容易に想像できない分野だと思いますが、意外にも、このジャンルにおいても たくさんの方がSNSを通じて情報を取得されています。

 

今後、複数回にわたり、不定期にて このテーマでコラムをお送りしてまいりますが、今回は “見た目は華麗、プレイをしたら実はハードな体育会系スポーツ” であるテニスの第一回について、お送りさせていただきます。しばらく お付き合いいただけましたら、幸いです。

 

●独自のテニススタイルで、世界の度肝を抜いた日本選手たち

今夏の けがのため現在は戦線を離脱しているものの、現在の日本のテニス界は間違えなく錦織圭選手を中心とする男子プロ選手の活躍によって支えられ、大きな注目を集めています。

 

自国の選手で一人強い選手が出てきて後続の選手たちも引っ張られる・・・、それは取りも直さず現在の錦織選手を中心とした日本の男子テニス界ということになりますが、「〇〇選手ができたのだから、自分にもできる!」というプラスの相乗効果が生まれ、それが次から次へと若い選手が台頭しきている要因になっています。

そして、そういう選手が出てくる度にメディアも どんどん話題として取り上げて、“TVなど映像メディアからの試合発信が増える”、“広告の世界も動かされる” という、良いサイクルが生まれてくるわけです。

 

錦織選手が けがで前述の状態であっても、6月最終週の月曜日より2週間にわたって開催されるグランドスラム <※1> 第3戦・ウインブルドンを頂点とするグラスコート(芝生のコート)シーズンにおいてATP(男子プロテニス協会)主催のワールドツアーとITF(国際テニス連盟)主催のサーキットのタイトルを史上初めて同一年に優勝するという快挙を成し遂げた杉田祐一選手や、190センチの長身を生かしてグランドスラム大会本戦出場の常連となったダニエル・太郎選手、また、現在は錦織選手同様けがで戦線離脱を余儀なくされているものの、今季序盤の活躍で春先には世界ランキングを58位にまであげた西岡良仁選手ほか、続々と若いプレイヤーが出てきているのです。

 

この現象、日本国内において、実は初めてのものではありません。

今から20年少し前には、先日 惜しまれつつも2度目の引退をされた伊達公子さんを中心として日本女子全体が世界的な活躍を見せていた時期で、1990年代半ばの日本の女子テニス界と言えば、アメリカ、ドイツと並ぶ、世界の三大勢力の一つでした。1996年1月開催の全豪オープン(前述のグランドスラム大会の一つ)では、日本女子だけで9名もの選手を本戦へ送り込み、海外のメディアからも大きな注目を集めたのです。

 

ちなみに、このグランドスラムの本戦に出場できる選手の数、何人だと思いますか?

シングルスであれば、男性・女性 各128人。ダブルスであれば、各64ペア。

 

この他にも、ミックスダブルス(男性・女性1名ずつでペアを組む、混合ダブルスのこと。グランドスラム大会においては前述の2種目よりも一回り小規模で行われ、本戦出場枠については現在32ペア)やジュニアおよびレジェンド(引退した かつてのトッププロ同士で争われるトーナメント)部門、車いすテニス部門もあります。ちなみに、この車いすテニス部門においては、グランドスラムタイトル計40個(シングス20個、ダブルス20個)を獲得し、現在、世界の最多優勝記録保持者である国枝慎吾選手が非常に有名です。

 

また、世界ランキングは、皆さんが よく耳にする有名選手の それだけでなく、500位以下、1,000位以下のクラスも存在し、かつ下位のランキングになると一つの順位に複数人数団子状態になる場合もあるため、実際の世界ランキング保持者の数は男女計3,500人を超える人数がいます。

ただし、世界ランキング保持者 = プロフェッショナルというわけではありません。このことについては、1968年のオープン化以降、テニスという競技スポーツにおいてプロとアマが同じ土俵で争われることになった所以(ゆえん)です。


これだけの人数の中から選ばれた128人ですから、いかに すごいかということを、ご理解いただけるかと思います。

・・・と日本のテニス界の話から少し脱線してしまいましたが、1990年代の女性陣の活躍の際、そして現在の男性陣の活躍にしかり、それを きっかけに一気に試合のTV放送の数が増えたもの。

 

日本人は小さい体格と、その体格故の体力的ハンディ・手足のリーチが短いなど決してテニス向きの民族ではないにも関わらず、身体的デメリットをカバーするフォームや打ち方で、1973年の全豪オープン・女子シングルス準決勝進出や75年のウインブルドン・ダブルス優勝ほか数々の輝かしい活躍を見せた沢松和子さん、さらに さかのぼること戦前においては清水善造さんや佐藤次郎さんほか伝説的な選手が活躍され、世界に善戦する歴史が連綿と続いてきたのです。

前述の清水善造さんはグリン グリンのウエスタングリップで当時の欧米人を驚嘆させ <※2>、伊達さんは非常にコンパクトなフォームから信じられないような低い打点でボールをとらえる かの有名な “ライジング打法” で、錦織選手は ときには強引にでもストロークエースを狙いにいく“エア・ケイ”で、それぞれの選手が良い意味でグローバルスタンダードとは かけ離れた独自のテニススタイルを貫き通し、世界の度肝を抜いてきたわけです。

 

こういう かっこ良さ、テニス愛好家でなくても見習いたい姿勢ですよね!

 

●一般のテニス愛好家のSNS活用について

一般のテニス愛好家は、いわゆる “草トーナメント” と呼ばれる大会に参加するなどして、日頃の練習の成果を試したりゲームの駆け引きを純粋に楽しんだりしています。

ここで、SNS上でのテニスに関するハッシュタグの検索結果について、少し見てみましょう。

 

<< SNSハッシュタグ、「 #テニス 」 検索結果 >>
※ 弊社 Social-IN(ソーシャルイン)で検索

 

※ Instagramハッシュタグ検索結果

< < #テニススクール > >
< < #テニスラケット > >

 

ちょっと変わった、こんなハッシュタグも!
※ Instagramハッシュタグ検索結果

< < #テニスコーデ > >

 

「 子供が〇〇トーナメントで優勝した! 」
「 イベントに〇〇選手が来場して、握手をしてもらった!! 」
「 〇〇コーチのバックハンドのフォームが とてもきれいで、参考になる。みんなも観てみて!(動画で投稿)」

・・・このほか、オフショット、サークルのメンバー募集や独特の練習風景を動画で紹介するなど、皆さん、さまざまな投稿で盛り上がっているようですね。また、リアルタイム・プラットフォームであるTwitterを利用して、独自の試合実況をされている方も!

 

テニスはハードなスポーツではありますが、全身を万遍なく使用し(腕については利き腕によって多少の差があるものの)運動量も多いので適度な健康維持が期待できることはもちろんのこと、一般愛好家であれば ご自身のペースでダブルスを楽しむという手もあるため、生涯スポーツとして老後まで お楽しみいただくことが可能なスポーツです。

前々回のコラム「活用方法は十人十色!旅とSNSの蜜月関係」 においても “老若男女問わずITを駆使して生活していく時代は、もう直ぐ そこまで迫ってきている” ということを書かせていただきましたが、こういった生涯スポーツを通じてのSNS交流は、今後ますます広がりを見せることでしょう。

 

 

次回は、知っているとプロテニストーナメントが俄然面白くするツアーの仕組みについて、また、かつて筆者が見た実際のプロトーナメントの雰囲気などについても、お伝えします。

どうぞ、お楽しみに!

 


<※1> テニスのグランドスラム大会とは、オーストラリアのメルボルン・メルボルンパーク(旧フリンダースパーク)、フランスのパリ・ローランギャロス、英国ロンドンのオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケーテニスクラブ、米国ニューヨークのフラッシング・メドウ、以上世界の主要4都市で毎年開催される、テニスワールドツアーの頂(いただき)に立つ文字通り最高峰の大会。
その全てが100年を超える歴史を誇り、毎年 金額が上がり続ける賞金総額も日本円で数十億円単位という、開催規模・賞金額共に世界屈指のトーナメント。いずれの大会もトーナメント方式で、本戦は 2週間にわたり争われる。

 <※2> 明治期の日本においては、まだ西洋式のローンテニス(硬式テニス)の道具を調達することが困難であり、そこから軟式テニスという日本独自のスポーツが誕生。戦前の名選手たちは、この “軟庭” から競技生活をスタートさせている方が圧倒的に多かったため、それに影響されて独特のグリップになった…という例は少なくなかったようです。

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